お部屋探しの時期
募集物件の大半が即入居(空室)物件のため、気に入った物件が見つかり、申し込みを入れると、およそ1〜2週間で賃料の支払いが始まります。そのため、引越しの希望時期から1〜2ヵ月位前がお部屋探しには適していると一般的に言われております。
お部屋の探し方
インターネット等を利用して、気になる物件を取り扱う不動産会社に問い合わせます。住みたい町を歩いて、不動産会社の店頭広告から気になる物件を見つけお店を訪ねます。
※様々な探し方がありますが、不動産会社は、不動産会社同士で情報のやり取りをし、同じ物件を複数の会社で取り扱っているケースが多いため、実際に不動産会社を訪れて、店構え・接客対応・身だしなみ等、信頼出来ると感じた不動産会社を頼るのが一番の近道です。また、お住まいが遠方の場合など、弊社の場合では、電話・メール・手紙など、丁寧にフォローさせていただき、ここぞと言う時まで足を運ばずに探していただいておりますが、最後には必ず実際にご覧になり、確認していただかない限りお申し込みは受け付けておりません。
お部屋の決め方
場所・広さ・予算・設備・・・様々な観点で、自分の要望にあう物件を探します。ただし、不動産広告には様々な決め事や制約があり、表現の出来ない部分も多数あります。現状インターネットなどでは、徒歩5分以内とか、オートロック付など、制限して便利に絞り込める分、あなたにとって本当は最適なお部屋が隠れてしまうケースがあります。対応している営業担当に、「なぜその場所なのか」「なぜ○○なのか」理由を説明し、理解してもらって幅広く紹介できる環境を作ってください。営業担当がお勧めできる物件の中から2〜3件を選び、実際に見に行きましょう。「内見」「案内」と呼ばれる行動ですが、必ず営業マンと一緒に行き、部屋内だけでなく、入口や共用廊下、周辺の環境等冷静に見学し、気になる事はどんどん質問してください。営業担当にとって、あなたとの会話は理想の部屋探しのポイントとなり、今見ているお部屋がだめでも、次にご紹介するお部屋のヒントとなります。
ご契約までの流れ
お申込み
気に入ったお部屋が見つかったら時間を空けずに「申し込み」を入れましょう。 不動産会社に戻り、「申込用紙」に必要事項を記入します。この書類は、建物の所有者にとって自分の大切な資産にどんな方が入居してくれるのかを確認するための大切な書類です。漏れなく記載していただくために、勤務先や連帯保証人の個人情報等を予め確認しておくとスムーズに進めることが出来ます。漏れなくスムーズに記入できることが信頼につながり、審査のスピードにもつながります。
ご契約
入居審査により、貸主様から「ご入居ください」という意思表示をいただいたら契約の準備となります。
○一般的な必要書類
- 契約者様
- 住民票・身分証明書(免許証等)の写し・印鑑
- 連帯保証人様
- 保証人確約書(承諾書)・印鑑証明
※収入証明等が必要な場合もございます。
※書類の不備などにより契約が出来ないようなことにならないようご注意ください。
※連帯保証人様には不動産会社から直接意思確認の連絡が入りますので、予めご説明お願いします。
○一般的に必要な費用
- 敷金
- 賃料月額の1〜2か月分
- 礼金
- 賃料月額の1〜2か月分
- 日割り賃料
- 契約開始日により、その月の日数にて計算
- 前家賃
- 契約開始日が月半ばを過ぎる場合などは翌月分の賃料が必要
- 損害保険
- 1万円〜2万円程度(借家人賠償保険)不測の事態に備える
- 仲介手数料
- 賃料月額の1か月分+消費税
- その他
- 保証会社を利用する場合の費用・ペット飼育による敷金の割り増し等、ケースにより異なる場合あり
例)8万円のお部屋で10月1日からの契約の場合(一般例)
【敷金:160,000円】+【礼金:80,000円】+【賃料(10月分):80,000円】 +【保険料:15,000円】+【仲介手数料:86,400円】
=計421,400円(ご用意いただく金額)
・ご契約はお申し込みから1〜2週間の間が一般的です。
・連帯保証人様は契約に同席しなくてもかまいません(確約書(承諾書)要)。
・契約金の精算はお振込み・ご持参のどちらでも可能です。ただし、まとまった金額を 持ち歩くことによる事故等には十分ご注意ください。また、振込みの場合、契約日の前日までに着金の確認が必要です。
・面前にて、紛争防止条例・重要事
項説明・賃貸借契約書等の説明後、ご調印となります。この時点でご不明な点等あれば必ず質問してください。
・鍵の引渡しは契約の開始日前日等が一般的です。
・契約書は、後日、賃貸人の押印後お部屋に届く形となります。(賃貸人が同席するケースや、調印後、挨拶がてら賃貸人と面談するケース等もございます。)
※現在の住居が賃貸の場合、解約の届け(書面)が必要です。予告期間(通常1ヶ月)は賃料が発生しますので、届けを出すタイミングにご注意ください。
お引越し
- 荷物の整理
-
- 粗大ごみの処理
- 事前に申し込み(有料)指定日もしくは直前に指定位置に出さなければならないケースもあります。
- 転出届け
(国民健康保険等住所変更)
- 現住所の役所にて行いますが、印鑑だけでなく、健康保険証、年金手帳、身分証明書等持参してください。
※公的なものの手続き以外にも各種クレジットカードなどご注意ください。
- 電気・ガス・水道の解約
- 引越し日もしくはお部屋の解約日に併せると良いと思います。
※固定電話やインターネット回線もお忘れなく。
- 転送届け
- 郵便局に転送届けを出すことにより、一定期間の郵便物を新住所に転送してもらえます。(身分証明書・印鑑要)
- 電気・ガス・水道の
使用開始届け
- 通常、電気はブレーカーを上げ、水道は蛇口をひねることにより使用できますので、所定の用紙に開始時点のメーターを記入して提出してください。ただし、ガスの開栓は立会いが必要となりますので事前に連絡し日時を決めておく必要があります。また、ガスコンロ等の着火テストも行われますのでご注意ください。
- 転入届け
- 新住所所在の役所にて手続きとなります。(転出証明書・身分証明書・印鑑他、持参することにより、各種住所変更を済ませることをお勧めします)また、引越しから14日以内に手続きしなければなりません。
※免許証・自動車のナンバー登録・犬の登録他、様々な手続きがあります。
引越し業者を使うか、ご自身で作業するかの検討から始まります。一人暮らしで家具等の大物も無い様な場合を除きプロの力に頼るのが懸命です。業者選びは不動産会社に相談すると紹介してくれるはずです(弊社でもご紹介いたします)。中には、安いだけで「家具に傷がついた」「引越し先のドアを壊された」など、粗悪な業者もいる様ですのでご注意ください。
補足
賃貸住宅では、ほとんどのケースで壁に釘を打つようなことは禁止されています。便利に生活するためにと勝手に棚を取り付けたりすることはしないようご注意ください。
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